■「平成22年度経済産業省予算案の概要」が経済産業省から、平成21年12月25日付で発表されました。その詳細は下記のホームページで見ることができます。http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013.html ■「平成22年度経済産業省予算案」が発表されるまでに、一旦、「平成22年度経済産業省予算概算要求案」が、平成21年10月に発表されましたが、政権交代にともなう事業の「仕分け」が行われ、経済産業省分の「仕分結果」と「仕分け意見まとめ表」が公表されています。 http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-2.pdf
http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-4.pdf ■中小企業庁から、経済産業省と同じ内容の「中小企業対策関連予算の概要」が、平成21年12月25日付で発表されました。その詳細は下記のホームページで見ることができます。http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-5.pdfまた、「平成22年度 中小企業関係予算 政府原案のポイント」は下記のホームページで見ることができます。http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-6.pdf ■「平成22年度経済産業省予算案」の内「中小企業対策費」は、1,911億円(昨年度1,890億円、+1.1%)となっています。ちなみに、「地球温暖化対策費」は、5,150億円(昨年度5,038億円、+2.2%)なっています。 下記はこの内容のうち特に技術に関連深い項目 <2.中小企業の新分野への進出支援(3)中小企業の研究開発支援> を中心とした予算案の抜粋を掲げます。これにより、SBIR補助金等のベースとなっている中小企業支援の施策と予算額を知ることが出来ます。予算の( )内は21年度の予算。
《重点項目》
1.中小企業の資金調達の円滑化…割愛2.中小企業の新分野への進出支援「新しい需要を創出するため、中小・小規模企業の仕事を創るとともに、魅力を発信すること等を通じ、新たな分野に挑戦する中小・小規模企業の支援を図る。また、中小・小規模企業の省エネ対策を支援する。」
■中小企業の研究開発支援<22年度:186.4億円(21年度予算:121.0億円)>
○川上・川下ネットワーク構築支援事業 〔1.9億円(2億円)〕 ものづくり基盤技術を担う川上の中小・小規模企業と、燃料電池や情報家電等の川下産業間の連携・すりあわせをコーディネートする人材の配置や、両者の情報交換の場やマッチングの機会を創出する。
http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-14.pdf
○戦略的基盤技術高度化支援事業 〔150.1億円(54.0億円)〕
我が国製造業の国際競争力の強化と新たな事業の創出を目指し、「特定ものづくり基盤技術」の高度化に資する中小企業の研究開発から試作段階まで含む取り組みを支援する。http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-14.pdf (平成22年度の「戦略的基盤技術高度化支援事業」の公募については、関東経済産業局の「平成22年度戦略的基盤技術高度化支援事業の公募について」を参照ください)http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/seizousangyou/sapoin/22itakuhi_koubo.html
○地域イノベーション創出研究開発事業 〔34.4億円(65.1億円)〕
研究開発を起点とした新事業、新産業創出による地域経済の活性化を図るため、地域の中小企業をはじめとする産学官の研究開発リソースを最適に組み合わせた研究体による実用化技術の研究開発を実施する。http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-14.pdf (SBIRポータルhttp://www.e-kcea.org/p/sbir/search.htm の特定補助金(略称)のNo.26「地域イノベーション創出研究開発事業」を参照ください)
◇SBIR段階的競争選抜技術革新支援事業 〔4.9億円(4.9億円)〕
国として解決すべき優先度が高く、かつ国の機関等による調達ニーズがある技術課題に係るテーマについて公募を行い、中小・ベンチャー企業が調査を行うとともに、当該調査の結果を踏まえ絞り込まれた研究開発を実施する。
(SBIRポータルhttp://www.e-kcea.org/p/sbir/search.htm の特定補助金(略称)のNo.118「SBIR技術革新事業委託費」を参照ください)
(4)国内外への販路開拓支援<22年度:85.9億円(21年度予算:120.5億円)>
○JAPANブランド戦略展開支援事業〔18.1億円(12.1億円)〕
地域産品の輸出を促進するため、地域産品のブランド確立を目指し、地域の小規模事業者と輸出産品プロデューサー等が一丸となって、ブランド発展への支援を行う。また海外見本市への出展やバイヤーとのマッチングを行う。
○事業活動促進支援事業 〔42.5億円(60.2億円)〕
中小企業者が行う、以下のような経営資源又は地域資源を活用した新商品・新サービスの開発等の事業展開の取組に係る経費の一部を補助します。
http://www.meti.go.jp/press/20091225013/20091225013-14.pdf地域に根ざした農林水産業と商工業が連携する「農商工連携」や、各地域の強みである「地域資源」を活用することによる、中小企業者等の新商品・新サービスの開発等を支援する。@ 連携型: 異分野・異業種の中小企業者同士が有機的に連携し、互いの経営資源(技術・販路等)を有効に活用して行う新事業活動A 地域資源活用型: 中小企業者等が地域資源(産地の技術、地域の農林水産品、観光資源、伝統文化等)を活用して行う新事業活動 B 商工等連携型: 中小企業者と農林漁業者が有機的に連携し、互いの経営資源(技術・販路等)を有効に活用して行う新事業活動
(いわゆる「新連携」の補助金です。SBIRポータルhttp://www.e-kcea.org/p/sbir/search.htm の特定補助金(略称)のNo.38「新事業活動促進支援補助金のうち地域資源活用売れる商品づくり支援事業に係るもの」、No.39「新事業活動促進支援補助金のうち新連携支援事業であって事業化・市場化支援に係るもの」、No.40「新事業活動促進支援補助金のうち
農商工等連携対策支援事業であって事業化・市場化支援に係るもの」を参照
○地域産品販売開拓機会提供支援事業[1.2億円(新規)]○中小企業海外展開等支援事業(JETRO事業)〔 23.0億円(26.3億円)〕
○中小企業海外展開支援事業(中小機構事業)〔1.2億円( 1.0億円)〕
◇小規模事業者新事業全国展開支援事業(地域資源∞全国展開プロジェクト)〔26.5億円(25.6億円)〕
(5)低炭素型社会への対応 <22年度:17.6億円(21年度予算:20.2億円)>
○省エネルギー対策促進事業〔9.1億円(12.5億円)【エネルギー特会】〕中堅・中小企業や業務部門を含めた工場・事業場等における省エネ対策を促進するため、専門員等による省エネ技術・設備の導入に関する診断事業、説明会開催等の取組を行う。
また、エネルギー消費量を「見える化」する計測監視システムの導入支援を行う。
○国内クレジット制度の推進 〔8.5億円(7.7億円)〕
中小企業等が行う排出削減事業の掘り起こし等を通じて、幅広い分野におけるCO2の削減努力を支援する。
3.中小企業の経営力の向上
中小・小規模企業が厳しい環境変化に適応し、事業・取引の適正化による、経営力向上が図れるよう、事業再生・事業承継の円滑化や、相談体制等の環境整備を図る。また、特に景気悪化のしわ寄せが及びやすい下請中小企業に対しては、親企業による買いたたきや過剰な値下げ要請などを防ぎ、正当な利益を守っていくため、下請代金支払遅延等防止法の運用強化や、相談体制の拡充等の対策を講じていく。
(6)事業再生・継承支援 <22年度:93.3億円(21年度予算:106.0億円)>詳細割愛